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2026.02.10

会議室不足に終止符を!解消する方法と改装時の注意点を解説

カテゴリー :
オフィス改装その他
キーワード :
オフィスづくりコミュニケーションリノベーション個室働き方改革内装
会議室不足に終止符を!解消する方法と改装時の注意点を解説

事業規模の変化やWeb会議の増加などにより、会議室が足りないという課題に直面している企業は多く見られます。こうした課題を解消するためには、会議の目的や頻度などを考慮し、個室ブースの設置やフリースペースの活用なども検討しながら柔軟にレイアウトを変えていくことが大切です。

本記事では、会議室不足に陥る原因や抜本的な解決策、会議室増設時に注意すべきポイントを解説します。

なぜ会議室不足になるのか?考えられる5つの原因

会議室が足りないという課題の裏には、複数の要素が原因として潜んでいます。従業員の増加に対して部屋数が単純に不足しているケースもあれば、働き方の変化によってWeb会議用の個室需要が高まっているケースもあるなど、その原因はさまざまです。

以下ではまず、自社の状況を正確に把握するためのヒントとして、会議室不足を引き起こす代表的な5つの原因を解説します。

オフィスの会議室数が足りていない

事業の成長に伴い従業員数や部署数が増加すると、会議の総量も確実に増えます。一方で、オフィスの会議室数が以前のままであれば会議室の絶対数が足りなくなります。特に、創業時や移転時から人員が大幅に増えていると、従業員一人あたりの会議室面積は必然的に減少し、「いつ予約しようとしても先約があって会議室が取れない」という事態になりかねません。

少人数の打ち合わせで大きな会議室が使われている

「2〜3名の簡単な打ち合わせなのに、大会議室が占有されている」

こうした状況は、会議室不足を加速させる典型例です。小会議室が不足しているオフィスでは、「大会議室しか空いていないので、少人数だがやむを得ず利用する」「とりあえず取れる部屋を押さえる」という使われ方が常態化しやすくなります。

その結果、本来は大人数の会議向けであるはずの部屋が埋まり、会議室全体の回転率が低下してしまいます。

特に近年は、オンラインも含め少人数でのミーティングが増加しているため、必要なサイズの会議室が十分に供給されていないという根本的な課題が顕在化しがちです。

Web会議やオンライン商談の増加で個室の需要が急増している

コロナ禍をきっかけにWeb会議が急速に普及し、現在では日常業務の中心的な手段となっています。

Web会議の用途はこれまで会議室で行われることが多かった社内会議にとどまらず、顧客とのオンライン商談や採用面接、外部セミナーや勉強会への参加、チーム内1on1など多岐にわたっています。これにより「一人でWeb会議ができる静かな個室環境」への需要が急増しました。

しかし、多くのオフィスはこうした変化を想定して設計されておらず、個室ブースや防音スペースが不足しているのが現状です。その結果、会議室の争奪戦が起きやすくなっています。

とりあえず押さえた「空予約」や「仮予約」が放置されている

予定が確定していない段階で、念のため複数の時間帯や会議室を押さえる「仮予約」や、会議が中止または延期になったにもかかわらずキャンセルされない「空予約」は、会議室の稼働率を大きく下げる要因の一つです。

これらの不要な予約がシステム上に残っていると、実際には使用されていない会議室であっても「空きなし」と表示され、他の社員が利用できない状況が生まれます。予約した本人に悪意はなく、業務上の都合や確認漏れによるケースがほとんどですが、こうした仮予約や空予約が積み重なることで本当に会議室を必要としている人の利用機会を奪う結果になります。

この状態が続くことで、「会議室は空いていない」という認識が社内に定着し、念のために複数の会議室を抑える行動が増え、会議室不足がさらに深刻化してしまいます。

予約や利用に関する社内ルールが曖昧になっている

会議室の利用ルールが明確でない、あるいは周知されていない場合、会議室の利用をめぐって混乱が生じやすくなります。例えば、予約可能な時間帯やキャンセルの期限、連続予約の可否、利用しなかった場合の扱いといったルールが曖昧だと、一部の部署や個人による長時間の利用や不要な予約をなかなか防ぐことができません。

こうした状態を放置していると利用者のマナー低下を招き、会議室利用の公平性が損なわれてしまいます。

物理的なスペースを増やす!会議室不足の抜本的な解決策

会議室不足の問題を抜本的に解消するためには、会議や打ち合わせに使える場所そのものを増やすアプローチが不可欠です。

解消の手段としては、オフィス内に新たにスペースを確保する方法から、外部のリソースを有効活用する方法まで、企業の状況に応じて複数の選択肢が存在します。

ここでは、物理的なスペースを増やすための具体的な解決策をご紹介します。

Web会議に集中できる「個室ブース」を設置する

Web会議の増加という課題に対応する方法としては、1~2人用の個室ブースの設置が非常に効果的です。こうしたブースは優れた防音性を備えているものが多く、周囲の騒音を遮断し、会話内容が外に漏れる心配もなく会議に集中できる環境を提供します。

オフィスの一角や空きスペースに設置できる製品が多数あり、大掛かりな内装工事を必要としないため、比較的短期間かつ低コストで導入可能です。少人数での利用を個室ブースに集約させることで、既存の大人数用会議室を本来の目的に合わせて効率良く活用できます。

参考事例:https://illumin.jp/works/soyokaze/

以下の記事では、集中ブース・個室ブースの導入メリットや適した設置場所、選び方などを解説しています。

関連記事:オフィスの集中ブース・個室ブースの選び方|効果的な配置方法もご紹介

フリースペースに簡易的な打ち合わせ場所を確保する

オフィスのリフレッシュエリアや廊下の広い部分といった、これまであまり活用されていなかったフリースペースを見直し、簡易的な打ち合わせ場所として整備する方法も有効です。可動式のホワイトボードやパーテーションで空間を区切ったり、ソファセットを配置したりすることで、手軽にミーティングスペースを生み出せます。

参考事例:https://illumin.jp/works/mani/

こうした場所は、予約不要で使えるカジュアルな打ち合わせや短時間の意見交換に適しており、クローズドな会議室の利用を分散させる効果があります。その結果、会議室の予約数を減らし、オフィス全体の利用効率を高めることが期待できます。

以下の記事では、オフィスのフリースペースを活用するメリットや導入時の注意点、実際の導入事例などを解説しています。

関連記事:オフィスのフリースペースは居心地の良い空間に!有効活用するメリットと事例

社外の「貸し会議室」や「コワーキングスペース」を契約する

自社のオフィスが手狭であったりレイアウト変更が難しかったりするために、スペース確保が物理的に困難な場合は社外のサービスを利用することも一つの解決策となります。

駅の近くなど利便性の高い場所にある貸し会議室や、サテライトオフィスとして利用できるコワーキングスペースの法人契約を検討すると良いでしょう。特に、利用頻度が低い大人数での会議や、特定のプロジェクト期間中だけ必要となる場合に重宝します。こうした社外の施設の利用は、初期投資を抑え、必要な時に必要な分だけ利用できる柔軟性が魅力です。ただし、利用頻度が高まると経費も増大するため、内製化した場合のコストと比較・検討することが重要です。

オフィス改装で会議室を増やす際に押さえるべき3つの注意点

会議室不足を解消するためにオフィス改装を行う際は、単に部屋の数を増やすことだけを考えるのではなく、利用者が快適かつ効率的に使える空間を設計することが重要です。ここでは、改装を成功させるために押さえておきたい3つの注意点を解説します。

①Web会議の声が漏れないよう防音対策を万全にする

Web会議が一般的なものとなった現在、会議室に求められる最も重要な性能の一つが防音性です。

会議の音声が執務エリアに漏れると、従業員の集中が妨げられてストレスを感じやすくなるだけでなく、商談や面談内容の漏洩リスクが高まる問題も生じます。

こうした問題を防ぐためには、壁内部に遮音材・吸音材を入れたり、隙間の少ない防音性能の高いドアを採用したりすることが効果的です。

特に、可動式パーテーションで会議室を増設するケースは注意が必要です。可動式パーテーションは柔軟性が高い一方で、構造上、音漏れが起きやすい傾向にあります。そのため、使用する素材の選定や施工精度をより慎重に検討することが求められます。

②快適な利用に必要な電源やWi-Fi環境を整備する

会議室の利便性を大きく左右する要素の一つが、電源と通信環境です。

ノートパソコン、外部モニター、Web会議用のプロジェクターなど、電子機器の利用は今や業務を行ううえで前提条件となっています。

そのため、参加人数に対応した十分な数の電源コンセントを確保し、テーブル周り・壁面など、実際に使いやすい位置に配置する配慮が欠かせません。
また、ネットワーク環境もWeb会議の品質を左右する重要なインフラです。Wi-Fiが不安定で音声や映像が途切れたり、会議室に入ると通信速度が落ちたりする状況では、会議そのものの生産性を下げてしまいます。

そこで、高性能なWi-Fiアクセスポイントの配置や有線LANポートの併設を検討し、さらに床下配線の整理も含め、「ストレスなく利用できること」を前提に設計することが重要です。

③利用目的に合った広さとレイアウトを十分に検討する

会議室を増設する際に、部屋数を増やすこと自体を目的にすると失敗する可能性が高まります。

改装に着手する前に、どんな種類の会議がどのくらいの頻度で、また何人規模で行われているかを把握し、利用実態に即した部屋の構成を検討することが不可欠です。

例えば、1on1やWeb会議向けの小さな個室、4〜6人程度のチームミーティング用中会議室、全社会議・大人数でのセミナー向けの大会議室といったように、用途別にバランス良く配置することで会議室全体の回転率が高まります。

また広さだけでなく、活発な議論を促すレイアウトや落ち着いた商談に適した内装、椅子やテーブルの配置・可動性など、空間の雰囲気や設えも会議の質に影響する要素です。

会議室不足を解決するには、オフィス全体を見据えた設計が重要

このように、会議室不足を解消するためには、単に会議室の数を増やすのではなく、会議の目的や利用頻度、人数構成を踏まえながら、オフィス全体の使い方を考えた設計を行うことが欠かせません。しかし実際には、「自社ではどのタイプの会議が多いのか」「どのくらいの広さや部屋数が適切なのか」「限られたスペースの中で何を優先すべきか」といった点を、社内だけで整理するのは簡単ではないのが実情です。

イルミナでは、こうした悩みに対して、現状のヒアリングから課題の整理、レイアウト・デザインの設計、施工までを一貫してサポートしています。会議室不足という表面的な課題だけでなく、その背景にある働き方や業務内容まで踏まえながら、企業ごとに最適なオフィス環境を一緒に考え、ご提案することが可能です。

下記の資料ではオフィスレイアウト・デザインアイデアを目的別にご紹介していますので、検討の参考としてぜひご活用ください。

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この記事を書いた人
イルミナ コラム編集部
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